2020.06.22
カテゴリ:帰ってきた丹後人
スイレン 〜帰ってきた丹後人(37)〜
スイレンが見ごろを迎えてます。(写真は小町公園)
この花、咲いているところを見るとつい足を止めて見入ってしまいます。
公園や植物園でもスイレンは人気で、この時期は朝に咲くスイレンのため
開園時間を早めたりしています。
スイレンの人気は、モネの絵画によるところも大きいようです。
比叡山山頂のフラワーガーデンでは、モネの絵画をモチーフにしたスイレン池があり、
モネのロボットが作品の解説をおこなってます。
(ガーデンミュージアム比叡 https://www.travel.co.jp/guide/article/18442/)
鹿児島では、休耕地の棚田をモネの作品のようなスイレン池に変えて、
町おこしをしているといいます。
(さつま町田原 棚田のスイレン https://373news.com/_news/?storyid=121274)
自然を描いた芸術が町の自然に戻ってくる。
こんな循環があると、素敵な町になっていくのでしょうね。
鹿児島の休耕地のスイレン池を思い立った農業委員の方は詩人ですね。
自然の中で、自然と向き合っての畑仕事は、人を詩人にするのかもしれません。
私のような雑文しか書けない人間は、”雑”草ばかりの畑で、
まだまだ詩人の境地ではないですけど。(友木)