丹後に暮らし30年。アートと丹後ちりめん。移住者の物語~丹後人㊳~

丹後人
たんごびとの魅力・想い㊳
〜山象舎 堤木象さん〜

丹後で育ち、住み、丹後弁しか話せれない私(さゆりすと)。
丹後の海・山・食・人・土地・歴史など
全てが大好き!
その中でも一番人が魅力的!
なので
丹後のヒトの魅力・想いを発信していきたいと思います★

たんごびと第38弾は
京都府京丹後市在住

山象舎
堤 木象さんです。

画像の説明

1)さゆりすとの取材コーナー
堤さんは、丹後ちりめんに植物の絵を描く
草木染作家。
30年前に東京から丹後へ移住してきました。
「なぜ、何のゆかりもない丹後へ移住したの?」この質問は過去にも何度もされたことと思います。
「東経135度の町、網野町(日本標準時子午線最北の町)で自然の音に集中するアートプロジェトのスタッフとしてやって来ました。」
その時、毎日山の中で仕事をし、草木を眺める間に図鑑で植物を調べたり、
翌年もその草花が見たいと思い、またその翌年もと、春夏秋冬が幾度となく過ぎていった。
気が付いたら丹後の植物の虜になってしまい、草木染を始めたのが、このお仕事のきっかけのようです。

全く、土地も人も知らない丹後で生活するということは、
地域で地域にあった生活
「地域の特性を生かした生活をすることがいいんじゃないかな~」と堤さん。
町づくりも、積極的に関わる
そうしないとここにいる意味を感じない
丹後の人と関わる。
自分たちは、「丹後は素晴らしいところ」と30年住み続けた。
以前の友達や知り合いから、
「丹後って良いとこだね」って言われ続けたい。
「丹後に良い仲間がいるね」って言われ続けたい。

30年前に誰一人自分を知らないこの土地に住まわさせてもらい
「おかげさま」「感謝」の気持ちしかないと。

2)さゆりすとからのひと言
とても素敵な堤さん。
草木染のこだわりも、ちりめんに描いた植物で草木染めをする。
ザクロの絵ならザクロで染める。くちなしの絵ならくちなしで染める。といったこと

画像の説明
中央:「ヤシャブシ」の樹液で染め上げ、ヤシャブシを描いた訪問着

丹後に来て様々な人の繋がりがあってこそ
今の自分があると

「おたがいさま」はなく、
ほとんど「おかげさま」なのだそう。
この言葉に、堤さん夫婦のお人柄が表れていると思います。

全く、知らない土地に移住してくる不安は、
誰しもあると思います。
堤さんは30年前に丹後に来られた時に
丹後にはちりめんがある。
機屋さんも多かった。
その中で、地域の特性を生かした事を見つける。
地元の人しか知らない地元のディープなことも知る。
そこが、移住者としての1つポイントになるかと思います。
あとは、「おかげさま」がキーワードかな。
でも、これは、移住者だから地元住民だから関係なく必要なこと
「有難う」と「お蔭様」という言葉をいつも胸に思っています。

堤さんは時々高島屋などに丹後ちりめんの展示会などに行かれるようです!
是非、堤さんに会いに行って下さいね~

たんごびとに出てみたいという、丹後の方、是非お話聞かせてください
daibunbun29@gmail.comまでご連絡お待ち致しております!

最後まで読んでいただきありがとうございました★

コメント


認証コード2961

コメントは管理者の承認後に表示されます。